【今の方が楽しい】新卒の会社を辞めてライターになり5年ほど経った訳だが

※当サイトには広告が含まれています

ブログのこと

突然ですが、たまには雑記ブログっぽいことを書きたいなと思い。

というのも、このブログをはじめて気付けば5年以上経っていました!マジか~!(ブログを始めた頃は、今と全然違うブログ名でした)

ブログを始めた頃は人生を変えたい一心で必死に書いてたものですが、当時があったからこその今があるな…と近頃はしみじみしています。

仕事の環境も新卒で入社した接客業から、現在はWEBメディアのディレクター(編集)と随分変わりました。

今回は当時から今までの道のりを振り返ってみます。主に20代でライターというお仕事に興味がある方、ライティングをお仕事にしたいと思っている方の参考になればと思います。

 

スポンサーリンク

会社を辞めたい、物書きになりたい一心で始めたブログ

書くことを仕事にしたい…でも何から?で始めた雑記ブログ

物心ついた頃からアニメもゲームも大好きなオタクだったこともあり、就活中はエンタメ業界に行きたいと思っていました。

けれど親からは堅実な会社に入るよう強く言われ、思い悩む中で軸がブレブレで就活は失敗。

希望する会社には入れず、新卒をめちゃくちゃ沢山採る万年人手不足の某企業に拾ってもらい、接客業に就くことに。

幸い職場の人には恵まれましたが、あまり興味の持てない仕事をし続けるのは苦痛で、対人相手の仕事にもストレスが募る日々。

そんな中、心の癒しだったのは相変わらずソシャゲやアニメなどのエンタメコンテンツでした。

中でもゲームやアニメで描かれる物語に心を慰められることが多かったことから、次第に「文章を書くこと」に興味を持つように。この辺でライターという仕事があることを知り、自身も志すようになります。

ただ、ライティングのお仕事って正社員でも業務委託でも、経験者採用が多いんですよね。

実績もポートフォリオも何もない自分は、ネットで既にバリバリ活躍されているライターさんやブロガーさんの情報を参考にしつつ、右も左も分からないまま雑記ブログを始めることにしました。

 

100記事書いたブログをポートフォリオに、単価1円の仕事を受ける日々

当時、ライターを目指す上で「とりあえず自分のブログで100記事書いてみよう」と書いてあるブログが多かったんです。これ今もですかね?

100記事と言うとちょっと多いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日書いたとしてだいたい3ヶ月ちょっとくらい。その間に記事の構成を作るコツや、記事タイトルの付け方などは、何となく掴めた気がします。(偉そうに言ってますが、あくまで自分が記事を作る上での話です🙏)

結局私は100記事書いたブログをポートフォリオに、クラウドソーシングサイト(クラウドワークスとかランサーズとか)でライターの案件を受けまくりました。

今もですがクラウドソーシングサイトは有象無象の案件があり、文字単価0.5円とか1円とかの、正直割に合うとは言えない案件が沢山あります。

最初から運良く高単価の案件を取れれば良いですが、そういった仕事は人気が高く、初心者だと選考で弾かれてしまうことも。

 

この辺はまた別記事で書ければと思いますが、私はとりあえず実績を増やすことを目標に、【興味がある(もしくは得意な)ジャンル】の、【そこそこ低単価の案件】を副業として引き受けるようになりました。

低単価の案件は人を複数採用していたり、スキルをそこまで求めていなかったりと、初心者さんでもまだ発注してもらえやすい傾向があります。

(もちろんブラックな案件も沢山あるので、初心者の方でも応募前によく判断いただければと思います…!)

 

ブログがきっかけで人生が変わり、就きたい仕事に就けた話

新卒で入った会社を2年で辞めてライターの道に

当時は若かったこともあり、仕事を終えて仕事をして寝て、土休日はろくに食事もとらず1日中仕事かブログを書く…という日々を半年ほど続けていました。結果、体調を崩して病気になりました😇

当時既に本業のモチベーションが著しく下がっていたこともあり、親を含め周囲の大反対を押し切り、新卒で入った会社を2年で辞めてライターの道に進むことに。

当時、だいたい25歳くらい。学生時代の友人などもまだ転職している人はほぼおらず、自分の中ではかなり大きな人生の選択でした。

会社を辞めてからは失業手当をもらいつつ、自宅でゴリゴリライティングをする日々でした。並行してライター採用の会社を受けますが、まだ経験が浅いこともあり、なかなか拾ってもらえず…。

ようやくフルタイムの業務委託でとある制作会社に拾ってもらうまで、半年ほどかかりました。

 

フリーライターから専業ライターを経てメディア編集へ

そこからフリーライター(業務委託)として、数年エンタメ業界で専業ライターの仕事をしました。コロナ前は出社もしていたので、ベテランライターさんの仕事の進め方を勉強させてもらったり、次第にディレクション業務も任せてもらうように。
(フリーでずっと1人でパソコンをカタカタできるのもライター業の良いところですが、チームで仕事をするのやりがいがあって楽しいと思います…!)

現在はよりライフワークバランスを安定させたく、また別の会社で、主にライティングではなくディレクション(編集)業務を担当しています。

元々は何の経験も持たない、ショボショボの個人ブログから始めたライター業でしたが、5年ほどで十数名のライターさんを管理するディレクターになるまでに至りました。

 

当時はめちゃくちゃ止められたけど、今の方が数倍幸せだったりする

前述した新卒の会社を辞めた当初は、本当に親から脅され周りからは止められで、自分の背中を押してくれた人はほとんどいませんでした。

けれど五年ほど経った今振り返ってみると、当時思い切ってライターになる選択をして、本当に本当に良かったと思います。
(ライターが専門性のあるお仕事であることはもちろんですが、やはり好きな仕事ができているということは、自分にとって本当に価値のあることだなと思っています)

もちろん当時は見込みも甘くて貯金が底をつきかけることもありましたし、仕事にのめり込むあまり、体調が悪くなる日も何度もありました。
(ライターとして一番忙しかった時にパニック障害を発症してしまい、それは今も付き合っていかなくてはならない、やっかいな病気になってしまいました)

決して楽しいばかりではないライター(編集)業ですが、きっとこれが生涯のライフワークになるだろうな、というのは感じています。

 

自分にとって何が「大切か」を探ってみると良いかも?と感じる日々

まとめに…働く目的というのは、本当に人それぞれだと思います。

働いていくらもらえるか、が大事な人も多いと思いますし(生きる上で当たり前のことだと思います!)、働く環境や、残業がない仕事を重視したい方もいらっしゃるのではないでしょうか。

就活をしていた頃の、大学生の自分の夢は「好きなことを仕事にしたい」で、実際に働いてからも、その気持ちが揺らぐことはありませんでした。良い意味でも悪い意味でも能天気&平和ボケです。

ついでにその気持ちは、実際に今も変わりません。変わらないけれど、社会人経験を積むにつれて、生きて行くためのお金や健康も大事なことにも気付きました。

時が経つにつれて気持ちが変わっていくのは当然のことだと思いつつも、自分が直観的に「したい」と思ったことを大切に、柔軟に選択をして行ければ良いなと思う日々です。

若い方の中には給料の高い仕事に就かなきゃとかコツコツ貯蓄しなくちゃとか、既に建設的に社会人生活や人生を捉えてらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、もし漠然と「物書きになりたい!」と思う方がいたら、その気持ちを大事にしてみても良いと思います。

そんな感じでした!ライター・ディレクションのお仕事は個人的に脂がのってきたので(ちなみに新卒の頃と比べて自分の身体にもだいぶ脂がのってしまった)また記事などで書ければ良いなと思います。

タイトルとURLをコピーしました