はいさい!chia(@prnwhme)です。
先日那覇市歴史博物館に、沖縄が誇る名刀!千代金丸を観に行ってきました。
刀剣乱舞では2018年に実装された比較的新しい刀剣なのでとうらぶから最近離れてしまっている方には「そんな刀剣いるの!?」という感じかもしれませんが…千代さんかわいいです。私も元々沖縄が大好きな一人なので、千代さんが実装された時は「遂に本丸でカチャーシー(沖縄の宴会とかで見られる踊り)が出来る時が…!」と高まりました。
ということで今回は「千代金丸ってどんな刀剣?」というところから、実際に展示に足を運んだ感想をレポートしたいと思います!
👇沖縄が好きすぎて会社のボーナスで三線を購入した話はこちらでどうぞ。笑
千代金丸とは?
①刀剣としての千代金丸
千代金丸(金装宝剣拵)は沖縄がまだ琉球王朝であった頃の王家、尚家に伝来する刀剣です。
琉球王朝は1429年から1879年まで続いた王国のこと。
刀身は16世紀(室町時代?)に打たれたとされ、現在は国宝に指定されています。
那覇市歴史博物館における今回の展示が(博物館が駅チカということで)「駅から5分の国宝」というものなんですが、千代金丸って国宝だったんですね…実際に観に行くまで存じ上げませんでした…。
②刀剣乱舞(とうらぶ)における千代金丸
【新刀剣男士 千代金丸(ちよがねまる)実装!】
新刀剣男士 千代金丸(ちよがねまる)が実装となった記念に、PVを公開いたしました!千代金丸(ちよがねまる)が入手できるイベント「連隊戦 初夏の陣」は7月24日(火)13:59まで!ぜひ新刀剣男士をチェックしてみてください△△
#刀剣乱舞 #とうらぶ pic.twitter.com/mEjCOY24oU— 刀剣乱舞-本丸通信-【公式】 (@tkrb_ht) 2018年6月28日
オンラインゲーム「刀剣乱舞」に登場する千代さん(千代金丸)は2018年に実装されました。
初の琉球に由来する刀剣、CVが沖縄・久米島出身の新垣さんやらウチナータイムやらで公式からアナウンスがあった時はバズりましたね。前述しましたが個人的には元々本丸の鯖を琉球にしたいくらい(ない)沖縄は大好きな場所で何度も通い詰めているのですが、まさかうちなー言葉をとうらぶで耳にする機会が来るとは思わなかった、、、
まだ本丸にお迎えしていない方はネタバレになってしまってすみませんな感じなのですが、千代さんはとってもマイペースな刀剣男士。話し方もゆっくりで、ウチナーグチ(沖縄方言)を使って話しかけてくれます。
あと、積極的な戦いを嫌うところも千代さんの特徴ですね。これは千代金丸が実戦用として使われていたのではなく、宝刀として王家に伝わっていた彼の過去に基づいています。
神剣として伝わっていた石切丸や太郎太刀が「自分が戦うのか…」となっているのと似た感じですね。
「千代金丸」展示の感想レポ
千代金丸の展示は「那覇市歴史博物館」で行われています。特別展の展示室に入ってすぐの場所に展示されていました。
写真からも分かる通り、さすが王家の宝刀であったともありきらっきらです。鞘の部分は金板で覆われていて、鍔や柄頭にも綺麗な花の模様が彫られています(写真撮影OKでした)。
16世紀に作られた千代金丸ですが、今でもここまで綺麗な状態で残されているのは本当にすごい!明治時代の琉球王朝崩壊や凄惨な沖縄戦を経てしても、いかにこの刀剣が大切に伝えられて来たかが分かります。そういうこと考えるとウッ…目頭が…
これまで特別展が開かれる度に日本国内の刀剣を色々観て来ましたが、ここまで華やかな刀剣もなかなか珍しいですね。あとこれも千代金丸、というか琉球の刀剣に見られる特徴のようですが、写真を見ても分かる通り柄の部分が短いんです。分かる方には分かるかなという感じですが、普通刀剣って両手持ちじゃないですか。時代劇とか見ても刀の柄って両手で持てるような長さになってます。
一方千代金丸の場合だと片手持ち用で一般的な日本刀よりも短くなっています。実際に鑑賞される際はここもぜひチェックしていただきたいポイントですね。
隣には千代金丸を収めていたとされる鞘袋も展示されていました。こちらも国宝。当時から琉球と国交があった中国の生地が使われています。
他にも見どころ沢山な国宝展!
今回の特別展では沖縄の国宝が他にもいくつか展示されています。
王族の女性が着ていた紅型(びんがた)は国宝指定のものがいくつかあり、期間によって展示が変わります。
暑い沖縄では見た目的に涼しい青色の紅型が好まれ、写真の紅型のように派手な柄のものは王族の方しか着ることが許されなかったのだそう。こちらは18〜19世紀に作られたものだそうですが、ここまで綺麗に残ってるのも凄いですね。
いかにも琉球みを感じる冠も展示されていました。288個の水晶玉が手作業で縫い付けられているのだそうです。ひええ…
特別展とは異なり常設展は写真の撮影ができないのですが、こちらには世界の友好都市から贈られた品々や近代美術品、戦争の記録なども少数ながら展示されていました。沖縄って戦前は電車が通ってたんですね…こちらも大変勉強になる内容でした。
☟別コンテンツになりますが琉球王朝について知りたい方は絶賛連載中のこちらの作品もオススメ。ザ!少女漫画!ですが勉強になります。
◎那覇市歴史博物館へのアクセス!入館料をお得にする方法は?
那覇市歴史博物館はゆいレール「県庁前駅」から降りてすぐ、リウボウデパートの4階にあります。那覇空港からだと首里駅行きに乗って12分ほど。
県庁前駅には国際通りもありますので、博物館の後はそちらに足を運んでも良いですね✨
また、ゆいレールでは一日乗車券を一般料金800円で販売しています。こちらを博物館の受付で提示すると、入場料が
になるので那覇市内を色々回りたいな〜と考えている方にはオススメです!
まとめ。千代さんを愛する全ての審神者に訪れていただきたい「千代金丸」展示
今回は沖縄に伝わる刀剣・千代金丸の展示の感想をご紹介しました!
前述した通り千代金丸の他にも琉球王朝に伝わる文化財や戦前戦後の沖縄の歴史を学ぶことができて、非常に良い機会になりました🌺
那覇市歴史博物館自体がデパートの中にある博物館ということで非常にこぢんまりとしており、30分〜40分ほどで十分回れるほどよい広さである点も良かったですね。平日の昼前に訪れましたが、人もまばらで落ち着いて鑑賞することができました。
そんな那覇市歴史博物館の「駅から5分の国宝」展。
遠方にお住いの方も、ぜひ旅行を兼ねて足を運んでみてはいかがでしょうか☺
「駅から5分の国宝」展
6月28日(金)〜7月31日(水)
開館時間:午前10時〜午後7時(休館日:木曜日)
旅行のプランを立てるならポイントも貯められてお得な楽天トラベルがおすすめです✨