こんにちは。chia(@prnwhme)です。
今日はハイパーオシャレな音楽ジャンル、「渋谷系」のおすすめ曲をご紹介します。
「渋谷系」というジャンルを知って欲しい
「渋谷系」とは、1980年代後半から1990年代前半に一斉を風靡した音楽ジャンルのこと。
wikipediaでは、この「渋谷系」の定義ををいとうせいこう氏の発言から引用し、
「渋谷のレコード店に通い世界中の音楽を聴いたアーティストたちによって生み出された音楽」
としています。
短いブームではありましたが、渋谷系が音楽界にもたらした影響は非常に大きく、
2000年代より渋谷系ミュージシャンに影響されて音楽活動を始めた若手を「ネオ渋谷系」とカテゴライズすることもあります。
代表的なアーティストとして、Perfumeやきゃりーぱみゅぱみゅのプロデューサー、中田ヤスタカ氏とこしじまとしこ氏による音楽ユニット、capsuleなどが挙げられます。
渋谷系をおすすめする理由
chiaが渋谷系を推す理由は、主に以下の3つ。
①とにかくおしゃれ
渋谷系ソングの特徴は、曲調が「とにかくおしゃれ」であること。
どの曲もカフェで流れてそうなものばかりです。
また、当時の流行に乗っていないメロディラインであるからこそ、今から約30年も前にヒットした曲なのにまったく古さを感じさせることがありません。
②癒される&ポジティブな気持ちになれる
「カフェで流れてそう」とある通り、渋谷系の曲は基本的に大声でシャウトしたりダウナー系(鬱系)の曲はありません。
ゆったりした曲調に、癒されるボーカル・・・・・・
可愛らしい歌詞の曲も多く、例えばフリッパーズ・ギターの名曲「恋とマシンガン」のサビを見てみると
真夜中のマシンガンで 君のハートも撃ち抜けるさ
走る僕ら 回るカメラ もっと素直に僕が喋れるなら
とかね。可愛すぎません???
私も真夜中に大好きな人と走りたいな???君のハート(ラブ)も撃ち抜きたいな???(??????)
何はともあれ前向きな歌詞のラブソングも多く、ポジティブな気持ちになれますよ◎
③(渋谷系が好きなことを)人に自慢できる
そんなこんなでおしゃれな音楽ジャンルなので、「渋谷系が好き」と公言するだけでなんだかオシャレなキャラになれます(笑)。なかなかマイナーなジャンルであるだけに、通っぽく聞こえるところも良いですね。
完全に余談ですがchiaは渋谷系全盛期にはまだ生まれていませんでした( ;∀;)
渋谷系との初めての出会いは中学生の時に観た「デトロイト・メタル・シティ」という映画。
カルト的人気を誇る若杉公徳の漫画原作を実写映画化。心優しい青年・根岸は、オシャレな渋谷系ポップソングミュージシャンを夢見て大分の田舎町から上京したが、奇抜なメイクと演奏でカリスマ的人気の悪魔系デスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」に仕方なく参加しているうちに、中心メンバーの「ヨハネ・クラウザーII世」として活躍する羽目になってしまう・・・。Amazon商品紹介ページより抜粋
この映画の主題はデスメタルなんですが、それでもデスメタルと対称を成す音楽ジャンルとして、渋谷系のポップミュージックが取り上げられていました。
当時は渋谷系について「この世にこんなオシャレでハッピーな曲があったのか・・・!」と戦慄したものです。
あれから10年間、ずっと渋谷系を愛してやみません。
ということで前置きが長くなりましたが、chiaオススメの渋谷系ソング6選、ご紹介したいと思います。
渋谷系オススメソング6選
①東京は夜の7時(ピチカート・ファイヴ)
渋谷系を代表するアーティスト、ピチカート・ファイヴの言わずと知れた名曲です。
この曲なんと!2016年にリオデジャネイロで開催されたパラリンピックで、2020年の次回開催国に選ばれた日本のパフォーマンスとして使用されたんです。
☝動画はパフォーマンスのノーカット版。
7分55秒あたりから、「東京は夜の七時」が使われています。歌っているのは椎名林檎さん率いる東京事変でギターを務めた浮雲(長岡亮介)さん。
ピチカート・ファイヴが歌う「東京は~」の歌詞は、待ち侘びる恋人に結局会うことができずに終わってしまいます。
けれど椎名林檎さんによって2016年に編曲・返詞(返詞というこの表現がまた良い)がなされた「東京は夜の七時 -リオは朝の七時-」では恋人に会うことができる(と解釈がされています!)。
もうスマホもグーグルマップもある時代ですからね。待ち合わせで会えなければ電話をすれば良いし、行先のレストランの場所が分からなければスマホのマップで調べれば良い。
当時は「渋谷系音楽が世界に放映される日が来たのか・・・・・・!」と感動し、何回も観ては何回も泣きました。
②恋とマシンガン(フリッパーズ・ギター)
フリッパーズ・ギターは小沢健二と小山田圭吾によるバンドです。主な活動期間は1987~1991年。渋谷系の代表格として、そのブームを牽引しました。
こちらの曲はパーフリを代表するどころか渋谷系を代表する作品(と言えるでしょう)。
こんなポップな曲があってたまるか・・・!って感じです。
☝こちらはチャラン・ポ・ランタンによるカバー。
今でも人気は高く、アーティストによってカバーされることもしばしばです。
groove tube(フリッパーズ・ギター)
こちらもフリッパーズ・ギターの名曲。活動を停止した1991年にリリースされました。
独特のレイジー感が癖になりますよね。
聴いてると悩んでることとかがどーでもよくなれます。
ラ・ブーム~だってMY BOOM IS ME~(カジヒデキ)
さ・・・爽やかだ~!!!
ピチカート・ファイブやフリッパーズ・ギターは解散してしまいましたが、同じく渋谷系全盛期から活動されていたカジヒデキさんは当時からずーっと素敵なポップソングを発表されています。
完全に余談ですがカジさんのカフェライブでは、北欧・スウェーデンのお菓子、セムラが出されることもあったんですよ!!!!
だあああ!!!なんてポップ!!!!!
chiaが最も好きなアーティストの一人です。
ハミングがきこえる(カヒミ・カリィ)
こちらはアニメ「ちびまる子ちゃん」第4期オープニングテーマとして話題になった曲。
当時は賛否両論あったみたいですがよくよく聴いてみるといかにオシャレな曲かが節々から分かるはず・・・ありがとうまる子・・・
曲からも分かる通り、カヒミ・カリィさんは独特なウィスパーボイスが特徴です。
やくしまるえつこさんとかお好きな方はハマるかも。
☟CDのジャケットにもまる子のイラストが描かれていて可愛いです。
25才(堂島孝平)
20代前半の方にぜひ贈りたい曲。
ニコ動界隈にいらっしゃることの多いオタクの方なら分かると思いますが何故かMADに使用されることが多い曲でもあります。恐らく渋谷系で一番MADに使われてる曲だと思う笑。
堂島孝平さんもネオアコ、シティポップの曲を特徴として現在も音楽活動を続けるアーティストです。透き通るような爽やかな歌声が魅力。
この曲と最初に出会ったのは高校1年生の時で、当時は自虐的な歌詞に他人事のように笑っていたものですが、気付けばあっという間に25才やんけ・・・まずい・・・
おわりに
いかがでしたか?
日々をちょっとオシャレに彩る、日常のBGMとしてもピッタリな渋谷系音楽。
今回は渋谷系ジャンルを代表する定番曲を中心にご紹介しました!
渋谷系に初めて触れる方も、元々大好きな方も、お気に入りの一曲を見つける手助けになれば嬉しいです(^o^)♡
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