こんにちは!chia(@prnwhme)です。
突然ですが、皆さん「着物」着れますか?
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instagramなどを見ていると、かわいい着物のコーディネートを沢山目にします。
私も着物着てみたい!いつまでも着たい着たい詐欺で終わるなんて悔し過ぎる!!!
私も着物で推しのカラーコーデとかしたいんじゃー!ウオオオ!
・・・という気持ちを抑えきれず、ついにこの度!着物デビューしました!!!
デデン!初めてにしてはなかなかサマになってるでしょ!?なってるって言ってくれ!!!!
ちなみに内訳はこんな感じ。
めっちゃプチプラです(着物にしては)。
前置きが長くなりましたが、今回は「1万円(実際は1万3千円くらい)で着物デビューした体験談」をご紹介したいと思います。
- 着物を着てみたいと思ってるけどなかなか行動に移せないでいる方
- 着物デビューしてみたいけど何からすれば良いのか分からないでいる方
・・・に参考になれば嬉しいです!!!
※当記事は完全に自己流での体験談になります。着物にハードルの高さを感じている方に向けて、少しでも「これなら自分でもできるかも!」と思っていただけることを目指して書きました。
※という感じで完璧な着付けを求める方には参考になりませんのでご注意ください・・・!
着物の着付けに必要なものを用意する
いざ「着物にチャレンジしよう!」と思っても、着物や着付けに必要な小道具は一つも持っていなかった私。
とりあえず、ネットで揃えるべきものを調べてみることにしました。
着物の着付けに必要なものは、以下の通りのようです(頑張って見てね)。
- 着物
- 帯
- 半襟(着物の襟からチラッと見せるやつ)
- 腰紐(着物の裾を固定するやつ)
- 帯揚げ(帯からチラッと見えるやつ)
- 帯締め(帯を締めるのに必要なやつ)
- 帯留め(帯の飾り)
- 草履
- バッグ
- 足袋
- 肌襦袢(着物用の肌着)
- 裾よけ(着物の裾の汚れ帽子)
- 襟芯(襟をピシッと見せるやつ)
- 伊達締め(胸元が崩れるのを防ぐやつ)
- 帯板(帯をピシッと見せるやつ)
- 帯枕(帯の型崩れ防止)
・・・
なんか、多すぎません!?!?
これ、着物屋さんで一つ一つ選ぼうとすればそれだけで日が暮れそうですし、私のお財布も空っぽになってしまいます。
なんとか最低限の材料(?)で済まないかなあ…?
そう考え、今回「はしょれる小物ははしょる」ことに。
結局これだけで何とか着ることができました☟。
- 着物(アンティーク。中古って意味だよ)
- 帯(アンティーク)
- 半襟(セリア)
- 腰紐(家にあったヒモ)
- 帯揚げ(家にあったスカーフ)
- 帯締め(手芸屋に売ってた真田紐)
- 帯留め(手作り)
- 肌襦袢(普段着てるヒートテック)
新しく用意したのは着物と帯、半襟と帯締めくらい。
半襟と帯締めは両方合わせて500円もかからなかったので、大きな出費は着物と帯くらいでした。
以下で、詳しく書いて行きますね。
①着物と帯
最近は呉服屋さんでも可愛い柄の着物が増えて来て、ふりふの着物とかでもめちゃめちゃかわいいものが多いんですが。
新品にこだわられない方や、私みたいにそこまでお金の余裕はないぞ…!という方はアンティーク(中古)の着物や帯で揃えることがオススメです☺
今回私は東京・表参道にある「大江戸和子」さんというお店に足を運んで購入しました。
着物と帯のお値段は
- 着物:8,000円
- 帯:4,000円
の合わせて1万2000円ほどでした。
大きなダメージとか汚れもほとんど無かったのにこのお値段・・・!ありがたや・・・!
「大江戸和子」さんは呉服のリユース専門店「たんす屋」さんが経営されるレトロチックなお店。
アンティークの商品だけにできれば実物を見て決めたいものではありますが、通販でも自分のイメージする色や柄に近い商品が売ってたりします。
②半襟
着物の襟からチラッと覗く、半襟。
胸元のカラーコーディネートをオシャレに見せてくれるほか、着物の襟元を汗などで汚さないようにするためのものでもあります。
※余談ですが私は着物の勉強をするまで存在自体知りませんでした・・・
まあそこまで高いものでも無いので既製品を1つ持ってても良いと思うんですが、
着物のプロの方々のブログを拝見していると、「半襟はダイソーの手ぬぐいで代用できる(!)」とのこと。
折角なので、作ってみることにしました。
可愛い手ぬぐいの柄を選びたいところだったのですが、生憎寒い時期ともあり、今回使用したのがセリアに売っていたフリースマフラー。
試しに首に巻いてみます。どう見ても風呂上りの自撮りしてるオッサンにしか見えなくて悲しくなりますが、首元だけ見てみると半襟っぽくなってます。首元だけね。
着物を着ているうちに半襟がズレないように、今回はスナップボタンを付けて前で留まるようにしました。
そう言えば大掃除で処分しようと思ってたレースのスカートがあったな…と思い出す私。
解体して半襟(正しくはフリースマフラー)に付ければ、めちゃくちゃ良い感じになりました(ハイパーズボラなので襟から見える部分にしかレース付けてません)。
③腰紐
着物の着付けに欠かせない必需品、腰紐(こしひも)。
着物の裾を固定するために使います。
着付けに最低限必要なのは2本ですが、こちらも持っておけば浴衣を着る際にも代用できます。
長く使えるものなので既製品を購入することをオススメしますが、家にある紐で代用する場合は
- 平べったい靴ひも
- 滑らない太めの綿のヒモ
辺りがオススメ。
ちなみにchiaは家にほとんど紐が無く、仕方なく手芸用の綿のリボン()で代用しましたが何とか着用できました。
④帯揚げ
初心者さんだと見落としがちですが、帯周りに華を添えてくれる大切な小道具、帯揚げ。
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帯の上に乗っかっている、リボンみたいなやつですね。
今回は家にあったストールで代用しました。この辺もアイデア次第でいくらでも個性的&おしゃれに着こなせそうです。
結び方はいせや呉服店さんのサイトを参考にしました。
⑤帯締め
帯に華を添える要素として(帯揚同様)欠かせないのが、帯締め。
帯締めは真田紐(紐の一種)で作られているものが多いので、手芸屋さん(オカダヤ新宿店)に行って帯の色に合う真田紐を購入しました。
体型によって必要な長さは異なりますが、ウエストMサイズくらいの普通体型の方なら、150センチくらいあれば十分かと・・・。
ちなみに楽天とかにもめちゃくちゃ可愛い色のものが沢山売られています。
⑥帯留め
必須ではありませんが、帯留めも個性を表すアイテムとしてぜひ用意したいところ。
今回私のコーディネートのテーマが大好きなサブカルコンテンツ「刀剣乱舞」に登場する刀剣男士、鶯丸さんだったので
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彼のモチーフで帯留めを作成しました(需要があれば改めて作り方記事にします)。
帯留めにも何かルールがある訳ではなく、バッジやボタン、時には箸置きまで(!)何でもOKなんです!
何でも自分の好きなものを付けて良いと言われると、何を付けようかワクワクするのが帯留めの楽しいところです(^ω^)
⑦肌襦袢
きちんと着物の着付けをされている方には怒られそうですが、寒い季節だったので肌襦袢はヒートテック(上)とタイツ(下)で済ませました。
肌襦袢を着る理由って、下着って意味合いもあるんですけど、肌が着物に触れるのをできるだけ避けて着物が汗などで汚れないようにするためなんですよね・・・。
なので、肌襦袢を持ってなくても着物が直接肌に触れるのを避けられる下着があれば代用できます。
夏の場合は半袖のシャツなどを着ると良さそうですね。
いざ、着付けしてみる
①着物の着付け
着物の着付けは呉服屋さんのサイトに紹介されている着付けの仕方などを参考にしました。
一応こちらでも(超)簡単に説明すると
- 肌襦袢(下着)を着る
- 半襟付ける
- 着物を羽織る
- 右裾を押さえつつ左裾を合わせる
- 腰紐で腰を結ぶ
- おはしょり作る(帯の下からちょこっと出てる着物の端切れみたいなやつ)
- おはしょりの上を腰紐で結ぶ
- シルエット整えて完成
みたいな感じ。
浴衣の着付けができる方は、手順が浴衣とそう変わらないのでそこまで苦労することはないかと思います。
着付けに関する書籍も販売されているので、一冊持っていても良いかもしれませんね。
②帯の着付け
帯って色んな結び方がありますよね。
帯の種類や長さによって作れる形は異なるのですが、一番メジャーなものはお太鼓結びという結び方。
色々動画を見て勉強しましたが、個人的にはこの動画が一番参考になったかな・・・☟。
この動画のやり方の何が素晴らしいかって。
普通帯を結ぶのに必要な、帯締めと帯枕を使わないで結べちゃうんです!!!
この結び方を習得するまでに結構苦労はしましたが、これさえできれば帯だけで綺麗な御太鼓結びを作れちゃいます。めちゃくちゃシンプル!オススメです。
自分で着れたらステキな着物。なんとか形になればOKです!
今回は
着物を着てみたい!でもハードル高い!!
という方向けに、プチプラでも楽しめる着物のアイデア(体験談)をご紹介しました。
着付けの完璧さ加減などにこだわらなければ、着物は想像するよりもずっとカジュアルに楽しむことができる点が、実際にチャレンジしてみた上での感想でした。
皆さんもお好きな色や組み合わせで、カジュアルに着物を着こなしてみてはいかがでしょうか。
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