こんにちは。chia(@prnwhme)です。
先日、2013年にアメリカで公開された映画、「LIFE!」(原題: The Secret Life of Walter Mitty)を観ました。
ある特定の映画を「観たい!」と思うきっかけって人それぞれだと思うんですが、今回本作を観たきっかけは、公開当時にスペイン・バルセロナのバス停で偶然LIFE!の映画の広告を目にしたこと(当時まだ学生でした)。
それから巡り巡って約5年になりますが、今回やっと鑑賞することができました。
日本では公開当時、そこまで大きな話題になった訳では無いのですが・・・それでも後味の良い、とても素敵な作品でした!!!
ということで今回は映画「LIFE!」の感想とオススメしたいポイントをご紹介したいと思います(^o^)✨
「LIFE!」あらすじ
雑誌「LIFE」の写真管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、思いを寄せる女性と会話もできない臆病者。唯一の特技は妄想することだった。ある日、「LIFE」表紙に使用する写真のネガが見当たらない気付いたウォルターはカメラマンを捜す旅へ出る。ニューヨークからグリーンランド、アイスランド、ヒマラヤへと奇想天外な旅がウォルターの人生を変えていく。(Yahoo!映画より抜粋)
「LIFE(ライフ)」は、アメリカで1936年から2007年にかけて、実際に刊行されていた雑誌です。写真を中心に世の中の流れを伝えるジャーナリズム誌でした。
主人公のミティは長年LIFEの写真部に勤めた実直な社員。自身を主人公に見立て、映画のような妄想を繰り広げることは得意でしたが、実際に自分が行動に起こした経験は(大人になってからは)全くありませんでした。
そんな彼が最後のLIFE誌の表紙を飾る写真を探す旅に出る中で、段々と変化して行く姿が映画を通しての見所です。
「LIFE!」感想。こんなところが良かった!
①主人公、ミティの妄想がおもしろい
引っ込み思案で周囲からは変わり者と揶揄される主人公、ミティですが、彼の頭の中では彼の性格からは信じられないほどの妄想が繰り広げられています。
想いを寄せる女性の目の前で堂々と愛の言葉を囁いたり、
敵対視する社内の人物とアクション映画さながらのバトルシーンを繰り広げたり・・・
映画を見ている側も「あるある!」と思わずうなずいてしまうようなシーンが沢山。
あまりにナチュラルに入り込んで来るため、現実なのか妄想なのか見分けがつかなくなってしまうほど。
写真を探す旅をする中で(まるで妄想の世界のような)非現実的な体験をすうるうちに、段々とミティの妄想は減って行くのですが、そこもグッと来るポイントとしてぜひオススメしたいです。
②大自然のシーンが美しい
最後のLIFE誌の表紙を飾る写真として、世界中を旅する写真家、ショーンから送られて来たフィルムが行方不明になっていることに気付いたミティ。
電話も持たない、今どこにいるのかも分からないショーンの行方を探すために、ミティは飛行機に乗ってグリーンランドへ向かいます。
グリーンランド、ご存知ですか?
カナダよりさらに北に位置する、デンマーク自治領の巨大な島です。え?行ったこと?ある訳あるかい!!
主人公ミティも「グリーンランド!?」となりつつも、それでも写真への熱い想いを胸に北国へと旅立ちます。
それでも百聞は一見に如かずとはまさにこのこと。
美しい景色に触れるうち、ミティの心情も変化して行きます。
私も「世界にはまだこんな美しい場所があるんだ・・・」と息を呑みながら観てました。
実際にどの場所が登場するかはネタバレに関わるため明言は避けますが、作中に登場する美しい景色は必見です。
③写真家、ショーンの想いに心温まる
映画の鍵を握る人物、ショーンはLIFEに写真を提供するフリーのフォトジャーナリスト。
電話も持たず、いつでも所在不明な彼のせいでミティは翻弄されることになりますが、
最終的に明かされるショーンのLIFE誌やミティ、そして写真に対する想いには強く心を打つものがありました。
少し話が逸れますが、LIFE社のスローガン(社訓)はこちら。☟
世界を見よう、危険でも立ち向かおう
壁の裏側を覗こう、もっと近づこう
もっとお互いを知ろう、そして感じよう
それが人生(ライフ)の目的だから
映画を観てなくても、なんだかグッとくる言葉だと思います。
こんなスローガンを具現化するかのように世界中を旅する彼の言葉や存在こそが臆病者だったミティを突き動かし、そして本作「LIFE!」が伝えたいメッセージになっているな~と思います。
まとめ。
そんな感じで「LIFE!」。こんな方にオススメです!☟
- チャレンジしたいことがあるけど、なかなか勇気が出せずにいる
- 何となく自分の人生を変えたくてモヤモヤしている
- 海外に行く勇気が踏み出せない などなど・・・。
主人公、ミティは42歳の冴えない会社員です。それでも長年向き合って来た写真への強い情熱を胸に、世界へ飛び出す姿が印象的。
どんな年代の方でも、きっと新たな一歩を踏み出す後押しとなってくれる作品になると思います!
皆さんもぜひ観てみてくださいね(^ω^)♡
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