会社で働きながらノマドを目指す方必読! 本田直之著「ノマドライフ」感想

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本のこと

 

皆さんは「ノマド」と聞いて何を思い浮かべますか?

場所に縛られずに働く自由な人、パソコンを使って仕事をする人などなど・・・・・・

定義は色々あると思いますが、ノマドと聞いて思い浮かべるのは何より「自由」なイメージですよね。

今回ご紹介するのは世界中を拠点にしながら仕事をする本田直之さんの著書「ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと」です。

本書を通して印象に残ったフレーズをご紹介します。

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと [ 本田直之 ]

価格:1,512円
(2018/7/13 12:28時点)

 

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本田直之さんとは

まず、本書を書かれた本田直之さんについて。

 レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長

シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締役としてJASDAQ上場に導く。
現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。
日米ベンチャー企業8社の取締役・顧問を兼務。

ハワイ、東京に拠点を構え、年の5ヶ月をハワイ、3ヶ月を東京、2ヶ月を日本の地域、2ヶ月をヨーロッパを中心にオセアニア・アジア等の国々を旅しながら、仕事と遊びの垣根のないライフスタイルを送る。

著書にレバレッジシリーズをはじめ、「脱東京 仕事と遊びの垣根をなくす、あたらしい移住」、「なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか」、「TraveLifeクリエイティブに生きるために旅から学んだ35の大切なこと」、「本田直之のハワイグルメコンシェルジュ」等がある。(アミューズオフィシャルサイトより抜粋)

外資系企業での勤務を経て、現在は主にハワイと日本に生活の拠点を置く、「デュアルライフ」を送っていらっしゃる方です。

本田さんは本書において「ノマドライフ」を以下のように定義しています☟

「仕事と遊びの垣根のない、世界中どこでも収入を得られるノマドビジネスを構築し、2カ所以上を移動しながら、快適な場所で生活と仕事をすることで、クリエイティビティや効率性、思考の柔軟性が向上し、それがいいスパイラルになるライフスタイル」

本書における定義のポイントは、

  • 2カ所以上を移動すること
  • 移動が仕事に良い影響をもたらすこと

であると考えられます。ただ外に出て仕事をするだけでなく、あらゆる場所への移動を通してビジネスに役立たせよう、という考え方ですね。

著者、そして「ノマドライフ」のことが分かったところで、本書の中でグッと来たポイントをご紹介します!

「自分の人生の生産性が上がるなら、昇進を受け入れないのもひとつの選択肢」

私の上司は仕事がいつも非常に忙しく、しょっちゅう体調を崩しています。

先日は喉が痛くて食べ物が食べられない、そして(傍から見ていても)あまりに体調が悪そうだったので病院に行くことを勧めたら

「どこに病院に行く暇があるの?」

と返されてしまいました。

それでも今年昇格試験を受けるそうで、一体これ以上忙しくなったら生活はどうなってしまうんだ・・・・・・とゾッとしました。

こんな上司のような生活が待っているのなら自分は昇進したいとは思えないし

(感じ方は人それぞれですが)例え給料が増えたとしてもそれが幸せかと言われたら微妙なところです。

かつては階段を登るように昇進をして行くことが是、とされた時代もありましたが

あらゆるライフスタイルの構築が可能となった今、その考え方は見直されつつもあります。

仕事以外の時間が自らの幸福度や人生における生産性を挙げるのなら無理に昇進を目指す必要はない(だからと言ってサボるのは違いますが)。

本書を読んで腑に落ちました。

「ノマドライフは、続けていくと、ライフスタイルそのものがコンテンツになる」

著者である本田さんは、ハワイと日本で生活を送るデュアルライフを実践しています。

「ハワイと日本で生活をする」・・・・・・これだけで色んな人から興味を持ってもらえることでしょう。

何故なら、多くの人が関心を持っているライフスタイルである一方で実際に行動に移している人はまだ少ないと言えるからです。

自らの生活が多くの人に興味を持ってもらえ、やがてビジネスチャンスとなる。

考えるだけでワクワクしますね!

 

「会社員だからこそ、ノマドライフの準備が安心してできる」

ノマドを目指す会社員に向けたアドバイスは様々です。

今すぐ仕事を辞めろと言う人、じっくり準備をしてから次の行動に移せと言う人・・・・・・

本田さんの提唱するスタンスは「会社員をしているメリットを活かしてノマドの準備をしろ」というものです。

会社員は時間の制約はありますが、ベーシックインカムは保証された上でノマドへの道を模索することができます
会社員であることをできる限り有効活用して、次のステージへ向けて挑戦して行きたいですね!

「会社に行かない日も仕事をし、会社に行く日より成果を出すことを目指しましょう」

上記の続きです。会社員は月々の給料は保証されているとは言え、限られた時間の中で行動を起こさなければなりません。

休みの日、ついついゴロゴロしたくなる気持ちを抑えてアクションを起こして行きましょう!!

それが夢を叶えることに繋がると考えれば何とか頑張れるはず・・・!です・・・!

「趣味と遊びと好きなことと仕事の垣根をなくす」

最後にこちら。 ノマドライフを送るに当たって、最も大切なことの1つです。

仕事は仕事、遊びは遊びと割り切らず、どちらも楽しむスタンスでビジネスを成り立たせることができるのがノマドライフの良いところです。

今趣味として取り組んでいることも、仕事にできないか? (例えばノウハウとしてなどで)誰か他の人の役に立てないか・・・?そんな意識を持ってみることで、新しいアイデアが浮かぶ可能性は大いにあります。

好きなことを仕事にできたらサイコーです!

ノマドになりたい! でも何をすれば良いのか分からない・・・・・・という方にピッタリの一冊でした。ページ数も172ページと決して大容量ではないので、持ち歩いて通勤電車の中など気が向いたときに気軽に読みやすい本になっています!

ぜひ読んでみてくださいねっ(^ω^)

ノマドライフ 好きな場所に住んで自由に働くために、やっておくべきこと [ 本田直之 ]

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